発表会の振り付け

ミキバレエアカデミーの発表会が終わってもう1か月が経ちます。今回の第2部はグラズノフの四季妖精たちが四季を表現して舞う作品です。振り付けには今の彼女たちに必要なこと、学んでほしいこと、向き合ってほしいことを入れました。 そして初めて振り付けをオンラインでしました。私が振り付けをし、スタジオの先生たちが作品として創り上げてくれました。生徒たちが理解できないときはアシスタントが伝えたり、動きを見せたりしてくれたことも成功の1つです。 とはいえ、オンライン。生徒が見る私の姿は平らな画面。なかなか手ごわかったです。今までは普通のレッスンだけだったので、振りも動きもそんなに毎回大きく変わらない。発表会の振り付けは複数の生徒があっちへ行きこっちで踊り、演技をする。私がスタジオにいれば、どこをどう動くのか誰の間を通るのか、一緒に動くことができるけど、動画ではそうはいかない。お姉さんたちは割とスイスイ進みますが、幼い生徒は体の向きや動く方向で混乱したり、動きのクオリティが理解できず苦戦しました。できないから諦めるってのは元々好きではなく、できない中で何ができるかを考えて実践する方が性に合ってるというか、できる方法を探す方が私にはストレスを少なく感じるので、あぁでもないこうでもないと生徒と一緒にいろんな方法で挑戦してみました。 平面で向きが伝わらないなら、生徒たちにバレエの方向や言葉を教えたことで生徒たちは知識を増やしていきましたし、ニュアンスが伝わらないなら近くにある小物を使って動きを見せたり、またYouTube動画もいくつか見せることで正確なものを伝えることもできました。そしてオンラインでやっていると私とスタジオの温度差も感じる。そう感じるだけなのか、画面では雰囲気がお互いに伝わらず、なんだか盛り上がりに欠けるのです。画面の中の私のテンションが低ければ、生徒たちのテンションはさらに下がるので、テレビのタレントさん並みのテンションでしゃべって動く。誰よりも全力でレッスンができ、これは私にとって良いレッスンになりました。 スタジオにいないとできないことは、やり方次第でオンラインだからこそ得られたものになりました。

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本番前のバレリーナ

自信のつけ方

バレリーナは堂々と舞台で踊っているので、自信に満ち溢れてキラキラして見えますよね でも、舞台で踊る前には心臓が飛び出そうなほど緊張するし、自信がそんなにあるわけでもないんです。ないものを絞り出して舞台に立っています。ふと思ったんですけど、自分に自信を持ってる人ってどれくらいいるのでしょう。これで十分って満足してる人ってどれくらいいるのでしょう… 発表会の前、今よりもっと自信を持って踊ってもらうために生徒たちに「寝る前に心の中で「今日、私はよく頑張った」「私は素晴らしい」「私はかわいい」と、言うように伝えました。 生徒たちは「え~~!💦」って困った顔をしていました苦笑 他人の前で言えば、「偉そうに」って思われるかもしれませんが、自分に言い聞かせるための言葉なので、人に聞かせなくっていい。心の中で言うのは自由です。 数年前、オリンピックで金メダル、銀メダルを獲得した小平選手がこんなことをおっしゃっていました。 「日本人はあいさつするとき、頭を下げるけど、それをするなと(オランダの)コーチに言われました。『勝てなかった時でも、勝者のように振る舞え』と。一番のカルチャーショックだったけど、そうしていることで自信が持てるようになった」、と。 あくまでも私個人の考え方ですが、頭を下げるのがダメという意味ではないと思うのです。『勝てなかった時でも、勝者のように振る舞え』と言うことではないかと。 相手を敬う、周囲の人と協調するのは、日本人の美しい文化です。相手の意見を尊重するのは大切なことです。 でも、これが行き過ぎちゃうと周りを気にするあまりに自分を見失ったり、相手に合わせすぎて自分がなくなったり、相手を敬いすぎて自分を下に見たり。。。 だからと言って、自分の意見ばかりを押し付けるのもダメですけどね。 自分の意見を伝えることと、自分の意見を押し付けることの違い。自分を素晴らしい人間だと思うこと、他人を見下すことの違い。相手を尊重、敬うことと、自分を見下すということの違い。 この区別が本当に難しいですよね。 自分の考えを伝えてもごり押ししてるんじゃないか、相手に拒否されるんじゃないかって不安。その不安は自分の自信のなさにつながり、考えても答えが出ないなら、相手の意見に合わせた方が楽。。。。なんてこともあります。 自己肯定が低いと相手を許容する範囲も狭くなりがちです。自分はこれを我慢してるから相手も我慢するべきだと考えてしまいやすい。 それが、自分はこれでいい、相手もそれでいいってお互い肯定しあえたら、相手にとっても自分にとってもプラスになるんじゃないか。 まずは自分を認めること「自分は素晴らしい!」と。自分に伝えること。「私はよくやった」と。 そう思えなくても、素晴らしくすごい人であるかのようにふるまう。そう見せようとする時、自分に何回も言い聞かせる。それが催眠術のように奥深く潜在意識に届き、本物の自信につながる。その自信は次の成長につながる。 だからオランダのコーチは「勝者のようにふるまえ」と伝えたのだと思います。

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呼吸と表現の関係性

先日のワークショップでは表現と上半身や腕の動かし方を指導しました。表現と上半身や腕の位置や使い方は、何よりも呼吸との連動が重要となります。なので、まず呼吸で胸を動かすことを指導しました。 なぜ呼吸? クラシックバレエの基本ですが、体を引き上げて踊っていきます。ただおなかをへこませるだけだったり、上げすぎてしまえば、呼吸も浅くなり、腕の動きや上半身の動きが小さくなりがちです。 以前のブログにも書きましたが、横隔膜は骨盤につながり、背中の筋肉は腕につながっているので、呼吸して肺を動かし、肺や胸の筋肉が連動して骨を動かし、その動きがさらに連動して腕や上半身の動きにります。呼吸が浅いと腕の動きや上半身は正しく動かすことができなくなります。 はたして呼吸が浅くなるその引き上げは正しいのか。 役柄を表現するということは、その役の人物になりきるということ。その役の人物が何を感じ、何を考えて生きているか。つまり、呼吸をしているか。 嬉しくて呼吸があがっているのか。優しく穏やかな気持ちで呼吸をしているのか。怒りで呼吸が浅くなっているのか。 掘り下げていけば、呼吸の大切さがどんどん見えてきます。呼吸がうまく体と連動すれば自然な動き、自然な表現になるのですが、呼吸と胸や背中をy語化すことがなかなか難しい。 その呼吸の練習方法を少しお伝えしますね。胸に手をあて、しっかりと息を吐く。その時に風船がしぼむのをイメージして、胸が下がるのを意識。ゆっくり大きく深呼吸。呼吸が背中に入って、風船が大きく膨らんでいくのをイメージし、胸が上がるのを意識します。その時に肩が上がらないように、おなかだけが福良水着内容に、胸にだけ意識をむけます。イメージの世界に入ると、頭や視線は下がりがちなので、なるべく頭は高い位置をキープ。頭を高くするために視線もまっすぐ前をみます。 脳で考えたことや想像したことは筋肉を動かすので、イメージしながら何回も繰り返しやれば動かし方がわかってきます。 最初は少ししか動かせないかもしれませんが、少し自分の呼吸と動きに意識を向けてみてくださいね。

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