体を柔らかくするためにやるべきこと
バレエの生徒はクラスが始まる前にストレッチを先生から学びます。けがをしないためにも、体を柔らかくしてレッスンをするべきだと言われてきましたが最近では体が温まっていない時に柔軟ストレッチをすることはケガにつながるとされています。 極端な話ですが、凍ったお肉を伸ばそうとしても伸びず、無理に引っ張ればお肉が裂けますよね。解凍された柔らかいお肉の方が動かしやすいのは想像できると思います。同じようなことが冷えた体でも起きると思ったら、急にストレッチをするのは怖いですよね。しかも伸びないからってグイグイ押すのも怖い。。。 では、レッスンの前に柔軟をするのではなく何をすればいいのか。簡単に言えば、柔軟=筋肉を柔らかくするために血行を良くする軽い運動が必要ということ。 バレエでは脚を高く上げたり、腕を滑らかにかつ大きく動かすことをします。またバレエ独特の動き、脚を外側に回すターンアウトもします。(ガニ股のような形ですが、ガニ股とは大きく違います。ターンアウトは形ではなく、足全体を外側に回すという動きです。) 脚をたくさん上げるためには柔軟性が必要。だからストレッチ...ではなく、まず最初に関節周りの筋肉を緩めてあげなければいけません。上でも説明したように冷え切った筋肉を伸ばしても引っ張っても裂けてしまうので、最初はゆっくり回したり、曲げたり伸ばしたりして血行を良くして筋肉を温めていきます。 持って生まれた骨格で可動域に個人差もありますが、多くの人は日常生活の中でそんなに関節周辺を動かすことがないため、関節周りの筋肉が固まっていることが多いです。股関節を動きやすくするエクササイズはこちらから。 関節の動きを確認して可動域、つまり動ける範囲を広げていきます。その後にゆっくりストレッチや筋トレ。 気温や湿気、その日の疲れ具合、ストレスなどで筋肉の緊張具合いも違ってきます。レッスンをする前に、自分の今日の調子はどうなのか。どこまでいけるのか、何をしたらいいのか。 最近の自粛で体力筋力が落ちている方も多く、運動を始めた方も多いはずです。運動をする前のストレッチには十分気を付けていただきたいなと思い書きました。 ウォームアップは今日の体を知るための大切な時間だと思って、ゆっくりやってみてくださいね。